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子どもの食べこぼし・「くちゃくちゃ食べ」の原因と家庭でできる対策

目次

「食事のたびにボロボロ食べ物をこぼす…」「クチャクチャと音を立てて食べるのが気になる…」とお困りではありませんか?何度注意しても直らないと、「しつけが足りないのかな」「周囲にどう思われているだろう」と自分を責めてしまいがちです。

しかし、子どもの食べこぼしや音を立てて食べる原因の多くは、しつけや行儀の問題ではなく「お口の機能(筋肉の発達)」や「歯並び・噛み合わせ」にあります。叱るのを一度お休みして、お子さんのお口の状態をチェックしてみましょう。

食べこぼし・くちゃくちゃ食べが起こる3つの主な原因

食べ物をこぼしたり、クチャクチャと音が鳴ったりするのは、食事中に「お口をしっかり閉じて噛むことができていない」からです。その背景には、大きく分けて3つの原因が考えられます。

お口がぽかんと開く(口唇閉鎖不全・口呼吸)

唇を閉じる力(口唇閉鎖力)が弱いと、噛んでいる途中に口角から食べ物やスープがこぼれやすくなります。また、アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まっていたり、日常的に口呼吸の癖があったりすると、息をするために口を開けながら食べざるを得ず、クチャクチャと音が漏れてしまいます。

歯並び・噛み合わせの問題(受け口・開口など)

前歯がかみ合わない「開口(かいこう)」や、下の歯が前に出ている「受け口(反対咬合)」の場合、前歯で食べ物をうまく噛み切ることができません。また、奥歯の噛み合わせが悪いと噛みくだく効率が落ち、口の中で食べ物を正しく保持できずにこぼしてしまう原因になります。

舌の動きや口の周りの筋肉の発達不足(口腔機能発達不全症)

「食べる」「話す」「息をする」といったお口の基本機能が十分に育っていない状態を「口腔機能発達不全症」と呼びます。これは厚生労働省でも認められている病名であり、単なる「癖」ではなく、お口の筋力低下や舌の使い方の未発達が原因です。適切な検査を受け、条件を満たせば保険適用でトレーニング(MFT)を受けられる場合もあります。

【年齢別】3歳・6歳・小学生の
受診ボーダーライン

食べこぼしや噛み方の癖は、お子さんの成長段階によって「様子見で良いもの」と「歯科医院へ相談すべきサイン」が異なります。

3歳前後(乳歯列期):どこまでが成長の範囲?

手先やお口の発達が途中のため、ある程度の食べこぼしは成長過程として見守って問題ありません。ただし、「食事以外でも常にお口がぽかんと開いている」「うどんや豆腐などの柔らかいものばかり好み、固いものを嫌がる」といった傾向が強い場合は、お口の機能の発達が遅れている可能性があります。

6歳前後(生え変わり時期):注意したいサイン

乳歯から永久歯への生え変わりで前歯が抜け、一時的に噛みづらくなる時期です。歯がないことによる一時的な食べづらさは問題ありませんが、「歯が生えてもクチャクチャ音が改善しない」「食べ物を水やお茶で流し込むように食べる」場合は、唇や舌の筋力が不足しているサインです。

小学生以降(永久歯列期):早めの受診がおすすめなケース

永久歯が生え揃い始めるこの時期になっても食べこぼしや音を立てる癖が直らない場合、自然に改善することは難しくなります。骨格や歯並びに悪影響を及ぼしている可能性が高いため、一度小児矯正やMFTに対応している歯科医院でチェックを受けることをおすすめします。

食事シーン別!よくあるNG習慣と
OK改善アクション

日常生活や食卓の環境を少し見直すだけで、お子さんがお口を閉じて食べやすくなるケースがあります。ご家庭で試せる改善アクションをご紹介します。

ダイニングチェアで足がぶらぶらしている

  • NG状態:足が床につかずブラブラ浮いていると、体を支えるために噛む力(咬合力)が入りにくくなり、姿勢が崩れて口が開いてしまいます。
  • OKアクション:足裏全体がしっかりつく高さに足置き台(牛乳パックや箱でも可)を設置し、体を安定させてあげましょう。

テレビやスマホを見ながらの「ながら食べ」

  • NG状態:視線が画面に向かうと集中力が切れ、噛む回数が減ったり、無意識にお口がぽかんと開いて音が漏れたりします。
  • OKアクション:食事中はテレビを消し、保護者の方もお口を閉じて「モグモグ」と食べるお手本を見せてあげましょう。

特定の食材をいつまでも噛んでいる・吐き出す

  • NG状態:「残さず食べなさい!」と無理に食べさせようとすると、食事が嫌になり無理に丸のみする癖がつきます。
  • OKアクション:お肉や根菜などをうまく噛み切れないのは、奥歯の噛み合わせや舌の筋力が弱いためです。一口量を小さくカットしたり、隠し包丁を入れたりして食べやすく工夫してあげましょう。

放置するとどうなる?
「そのうち治る」で済まない理由

「大きくなれば自然と治るだろう」と放置してしまうと、お口の中だけでなく全身の発育にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

歯並び・噛み合わせの悪化

口呼吸や低い位置にある舌の癖が定着すると、上顎の骨が十分に広がらなくなります。その結果、永久歯が生えるスペースが不足し、ガタガタの歯並び(叢生)や出っ歯、受け口を悪化させる原因になります。

むし歯・歯周病リスクの上昇

お口が開いたままだと唾液が乾燥し、お口の中を清潔に保つ自浄作用が低下します。細菌が繁殖しやすくなるため、丁寧に歯みがきをしていてもむし歯や歯肉炎になりやすい環境になってしまいます。

顔の骨格や姿勢への影響

お口周りの筋肉が緩んだまま成長すると、下顎が下がり面長な顔立ち(アデノイド顔貌)になりやすくなります。また、噛み合わせのバランスが崩れることで猫背などの姿勢の乱れにもつながります。

歯科医院(小児矯正・MFT)でできる治療・改善アプローチ

歯科医院では、単に「歯を削る・詰める」だけでなく、お口の周りの筋肉の強さや舌の動き、顎の成長速度まで多角的に診断し、一人ひとりに合わせた専門的な改善アプローチを行います。

1. 専門機器を用いた「お口の機能・成長検査」

まずは、現在の食べこぼしや音の理由がどこにあるのかを精密に検査します。

  • 口唇閉鎖力検査(りっぷるくんなど):専用の測定器を使い、唇を閉じる力(ポンド数・グラム数)を数値化して評価します。
  • お口の動作・姿勢の観察:お水や食べ物を口に含む際の唇の動作、飲み込み(嚥下)の癖、普段の姿勢やお口ポカンの有無をチェックします。
  • レントゲン・セファロ撮影・3Dスキャン:顎の骨の大きさ、永久歯の生えるスペース、気道(鼻や喉の空気の通り道)の狭さを画像で確認します。

2. お口の筋トレ「口腔筋機能療法(MFT)」

MFT(Oral Myofunctional Therapy)とは、唇・舌・頬などのお口周りの筋肉を正しく鍛え、正しい飲み込みや呼吸の癖を身につけるトレーニングです。専門スタッフの指導のもと、ご家庭でも楽しく続けられるメニューを行います。

  • スポット(舌の位置)の確認:舌の正しい定位置(上顎の前歯の少し後ろにある凹凸部分)に舌をつける練習を行います。
  • あいうべ体操・ポッピング:唇を引っ張る力や、舌を上顎に吸い上げてポンと音を鳴らす運動で筋力を高めます。
  • 正しい嚥下(飲み込み)レッスン:奥歯をしっかり噛み締め、唇を閉じたまま舌を使って飲み込む練習をし、クチャクチャ音や食べこぼしを根本から防ぎます。

なお、検査により「口腔機能発達不全症」と診断された場合は、保険適用で定期的なMFT指導を受けられるケースがあります。

3. 根本から骨格を整える「小児矯正(装置)」

筋肉のトレーニングと並行して、矯正装置を使って顎の成長をサポートしたり、歯並びを正しい位置へ誘導したりします。

  • プレオルソ(マウスピース型装置):やわらかい素材の装置で、日中1時間と就寝時に装着します。歯を直接引っぱるのではなく、口周りの筋肉のバランスを整えながら口呼吸を鼻呼吸へ促します。
  • 床矯正(拡大床):プレート状の装置で裏側からゆっくりと顎の骨を押し広げ、永久歯がきれいに並ぶためのスペース(土台)を作ります。

成長期である子どものうちにこれらのアプローチを行うことで、将来的な抜歯のリスクを減らし、治療費や期間を大きく抑えることにつながります。

上尾市での「相談先の選び方」と
相談のリアル

「どこの歯医者さんに行っても同じ?」と思われるかもしれませんが、食べこぼしや噛み方の改善には医院選びが重要です。

一般的な虫歯治療と「MFT・小児矯正に強い歯科」の違い

一般的な歯科医院では、虫歯のチェックやフッ素塗布が中心となり、「大きくなれば治りますよ」と様子見になることも少なくありません。一方、MFTや小児矯正に力を入れている歯科医院では、お口の機能(筋肉や使い方)まで総合的に評価・指導してくれます。

上尾市内でクリニックを選ぶ際の着眼点

上尾市内で相談先を探す際は、以下のポイントを参考にしてみてください。

  • お子さんが楽しく通える環境(キッズスペースやトレーニング設備)が整っているか
  • 単に装置をつけるだけでなく、日常の姿勢やトレーニング(MFT)まで指導してくれるか
  • 保護者の方の不安や悩みに親身に耳を傾けてくれるカウンセリング体制があるか

まとめ|上尾市でのおすすめ
クリニック探し

子どもの食べこぼしや「くちゃくちゃ食べ」は、決してしつけの問題ではありません。お口の筋力不足や歯並びの乱れサインである可能性が高いため、叱るのではなく「お口のSOS」として受け止めてあげることが大切です。

早めにお口の機能を整えてあげることで、美しい歯並びと健康な身体の発育につながります。お子さんのお口の状態が気になったら、まずは上尾市内で小児矯正や機能トレーニングに親身に対応してくれる歯科医院へ相談してみましょう。

お子さんの年代や悩みに適した
小児矯正歯科をチェック
【年代・お悩み別】
上尾市のおすすめ
小児矯正歯科3院

クリニックによって「得意とする治療」や「注力している年代」が異なるからこそ、お子さんの成長段階と医院の強みがマッチする場所選びが大切です。上尾市の数ある歯科医院の中からお子さんの「今」に適した特徴を持つ3院をピックアップしました。

【未就学児向け】指しゃぶりによる
歯並びが気になり始めたら
とも歯科 矯正歯科クリニック

TEL:048-783ー2323

とも歯科 矯正歯科クリニックの院内写真 引用元HP:とも歯科 矯正歯科クリニック公式HP
(https://www.tomodc.jp/clinic/)
おすすめの理由
今のクセを将来の歯並びに繋げない

4歳ごろから始められる矯正に対応し、指しゃぶりのクセを筋肉バランスから調整。矯正装置で指を入りづらくするため、歯並びが悪くなる原因の一つである指しゃぶりの改善が期待できます。

歯医者さんデビューでも通いやすい

ボールプールのあるキッズスペースをはじめ、子ども向けのサービスが充実。遊びながらクリニックの雰囲気に慣れていけるうえ、待ち時間も退屈する心配がありません。

アクセス

JR高崎線「上尾駅」から車で約10分
バス停「市民体育館前」から
徒歩約5分

診療時間
診療時間 月 火 水 木 金 土 日 祝
09:30
~12:30
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15:00
~19:00
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【小学生向け】成長とともに気になりだした
出っ歯や受け口に
白鳥歯科・矯正歯科

TEL:048-723-0000

白鳥歯科・矯正歯科の院内写真 引用元HP:白鳥歯科・矯正歯科公式HP
(https://shiratori-shika.jp/clinic/)
おすすめの理由
あごの成長に骨格からアプローチ

乳歯と永久歯が混在し、あごの骨が大きく成長する時期にこそできる“骨格から整える矯正”に注力。将来的な抜歯や手術を不要とし、いびきや口呼吸の改善にも期待できます。

成長を見据えた専門性のある診断

全国の歯科医向けに矯正セミナーを行うほど、矯正治療に精通した医師が担当。成長期でより正確な診断が求められる小学生の時期に、的確な診断と治療を受けられます。

アクセス

埼玉新都市交通伊奈線「沼南駅」より
徒歩約10分

診療時間
診療時間 月 火 水 木 金 土 日 祝
09:00
~18:00
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【中高生向け】すきっ歯や前歯のガタつきを
目立たずに整えたい
上尾西口歯科

TEL:048-775-3860

上尾西口歯科の院内写真 引用元HP:上尾西口歯科公式HP
(https://www.ageoclinic.com/clinic/access.html)
おすすめの理由
目立ちにくい矯正法を提案

透明で目立ちにくく、取り外しができるマウスピース矯正による治療に対応。
食事や歯みがきも普段どおり行え、見た目が気になる年代でも周りの目を気にしすぎず治療できます。

学校生活を邪魔しない治療計画

部活や勉強に忙しいお子さんのスケジュールを大切にし、一人ひとりに合わせた治療計画を提案。部活や受験など、中高生ならではの問題にも考慮して、治療の進め方を決められます。

アクセス

JR高崎線「上尾駅」西口から徒歩約2分

診療時間
診療時間 月 火 水 木 金 土 日 祝
09:30
~12:30
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14:00
~20:00
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※~17:30までとなります